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簡単!男性着物の描き方


手順で理解する
襟と袖と線の種類

Male kimono how to draw


<目次>

⓪準備

①帯を描く

②襟を描く

③襦袢を描く

④上半身を描く

⑤袖を描く

⑥下半身を描く

⑦草履を描く

⑧線の種類と強弱

⑨最後にひとくふう簡略図

⑩完成!




【⓪準備】

着物を描いていきます。
着物の描き方

完成するとこんな感じになります。
着物の描き方

補足:線の強弱とシルエット
着物の描き方

補足:人体の等身と比率はこんな感じになっています。
着物の描き方
補足:人体の描き方についてはこちらを参考にしてください。
参考:アタリを使って人体を描く


【①帯を描く】

帯は骨盤を固定する位置に配置します。
着物の描き方

補足:帯の幅は10cm程で、手を軽く広げたくらいの幅になります。
着物の描き方

補足:帯の位置、男性と女性の違い。
着物の描き方


【②襟を描く】

首から肩にかけて沿わせるように線をひきます。
着物の描き方

yの形になるように襟を描いていきます。
着物の描き方

補足:首は襟にしっかりと包まれています。
着物の描き方

補足:襟を背中よりも少し下に描くと、よりリアルになります。
着物の描き方


【③襦袢を描く】

着物の下には襦袢を着ます。
浴衣の場合は襦袢を着ません。
着物の描き方

【④上半身を描く】

台形を描きます。
着物の描き方

三角筋を覆うように描き足します。
着物の描き方

補足:塗り分け。ちょうど青と橙の境目、水色の線が縫い目になります。
着物の描き方


【⑤袖を描く】

袖の動きは難しいので男着物nugikiのイラストと似たようなものを参照して描いていきます。
着物の描き方

似たようなイラストがない場合は、下側に逆三角をつけるだけでもそれっぽくなります。
着物の描き方

実際にはこんな感じになります。
着物の描き方

補足:袖の動き。リアルバージョン。
着物の描き方

補足:袖の動き。簡略バージョン。
着物の描き方

補足:色分け。
着物の描き方


【⑥下半身を描く】

着物の丈はくるぶしが隠れて、足の甲に触れない長さです。
裾をすぼませるように描くと格好良く見えます。
着物の描き方

補足:色分け。
動きのあるポーズは男着物nugikiを参照してください。
着物の描き方


【⑦草履を描く】

着物の描き方


【⑧線の種類と強弱】

着物の縁です。
着物の描き方

着物の縫い目です。
着物の描き方

着物のしわと折り目です。
着物の描き方

線の種類まとめ。
着物の描き方

線で強弱をつけると立体感が出ます。太く描く線。
着物の描き方

線で強弱をつけると立体感が出ます。細く薄く描く線。
着物の描き方

線で強弱をつけると立体感が出ます。
着物の描き方


【⑨最後にひとくふう簡略図】

簡略図で考えるとわかりやすいと思います。
着物の描き方

簡略化した形状。
着物の描き方

胸の張りを表現すると格好良く描けます。
着物の描き方

帯の位置が高くなっていないか確認します。
着物の描き方


【⑩完成!】

お疲れさまでした!
着物の描き方


webmaster RZbee(あーるぜっとびー)
男着物フェチ。男着物nugikiサイト運営者。
着流し、羽織、袴、模造刀、狩衣などを所有しています。自分が着物を描くときに苦しんだ経験を生かして、初心者でも楽しく描いてもらえるような、分かりやすい描き方資料をお届けします。



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